待ち合わせ場所に向かうと、そこにはRAJとタクシーが待っていた。
インドのタクシーはこんな感じ。かわいい。
古い車なんだけど、タクシーに乗り込むとミラーにはヒンドゥーの神様の写真や、
カラフルななんだかよくわからないもの、あとはお供え的ものなのかなぁ?
マリーゴールドみたいなオレンジ色の生花がフロントガラスの前に
めいっぱい敷き詰めてあったりする。
これはどうやら毎日のように買い替えているみたいで、
バザールや人が多いところではよく売られているのを目にした。
日本よりはるかに物価は安いんだろうけど、それでも神様に供えるお花を毎日買い替えるのをみて、こころのゆとりみたいなものを感じた。お花が安くても、あたしはそれを毎日買わないから。心が贅沢な感じがして少しうらやましい。
RAJが見つけてくれたタクシーは一日チャーターで200RS。
安くしてくれた分は、いくつかお土産やさんをまわってあげて、ドライバーがそのお店から
バックをもらうことで話がついている。
実際、デリーを観光できるのは今日だけだから、行きたいところ全てをまわってもらったんだけど
この暑い太陽の下、タクシーに乗ったり降りたり、そして遺跡内や見所を歩き回るだけでも、
すぐに疲れちゃう。
デリーには見所がたくさんあります。
今日回っただけでも、8ヶ所。
それぞれ全然違う雰囲気のものだったので、どれも面白かったのですが、
実は一番ステキだな~と思ったのが、RAJが紹介してくれた実際に彼が参拝にいっている
ヒンドゥー教の寺院だった。
ヒンドゥーの神様の像を見たのは初めてです。
しかも女性の神様、リアルに美しいと思いました。
建物の中は、寺院にしては派手なんじゃないかと思ったりもしたんですが、
大理石貼りでそこはもちろん裸足で歩きます。一見ちょっとした宮殿のようです。
日本の仏教にはこんなカラフルな雰囲気ってないし、あたしが知っている宗教のイメージにも
ヒンドゥー教のような雰囲気のものってないなぁ。
世界に多くの宗教が存在しているとはいえ、ちょっと他にはない雰囲気をかもし出している気がする。
インド人の目が大きくて、特にあの大きな黒目のもつインパクトは強い。
セクシーというよりもつやっぽい独特な雰囲気は、見た目だけではなく、
背景にあるヒンドゥー教という信仰からかもし出されているのではないかしら。
っていうあたしの妄想です。
インド門
ロータス テンプル
観光中。「一緒に写真とってくれ~」ってインド人男性から多数言われます。
アジア人が珍しいのかしら。あたしもみんなの写真取らせて~って言ったら、こんな不思議な
構成になった。