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ナナマニア★世界一周しちゃえば!?

世界は待っててくれるけれど、見たい世界は変わってく。ヤリタイコトは、ヤリタイトキに。だって人生一度キリジャナイ?

59日目★クスコ~プーノへ

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マチュピチュの筋肉痛を引きずりながらも、今日はクスコの街を出てプーノへ向かう。
プーノへは半日がかりの移動だが、明るいうちには到着する予定だからゆっくりしよう・・・

AM7時、ホテルをチェックアウトしてバスターミナルへ向かう。
「TOUR PERU」というバスに乗る予定なんだけど、ひどいバスではありませんように~
バスを見つけるまではちょっとドキドキ。


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バスを見つけると、あら★思ったより良いバスではないかい?やったぁ
ただ、バスのカウンターで先ほど預けた荷物、はっ!と気付くと同じバスの乗るっぽい
男の子達は自分の荷物、自分でバスに乗っけてるよ!

え?!っと思い、あわてて自分の荷物を探しにいく。
あぶない、もしかしてあたしが気付かなければ
あたしの荷物はこのまま置いてけぼりだったのか?

とりあえず無事に出発して3時間。
ガタガタの道の中、たくさんのカーブを越え、揺られながらもちょっとうたた寝してたとき
突然バスが急ブレーキを踏んだ!

また道に穴があいていて、落ちちゃったのかなぁ~?
なんてぼんやり思ってたんだけど、どうやら違うみたい。
だってバスの中の雰囲気が少し変な感じだ。

何かにぶつかった?!
状況がよく分からないまま、窓の外をふと見ると、あたしの席の横、
真下に足が見えた。子供の足だ。くつが半分脱げかけてる。
更に下を覗き込むと、5歳くらいの男の子が倒れているのが分かった。

無意識に「男の子が倒れてる・・・」って口に出してた。
それを聞いたあたしの隣の座席の女の子が、窓の外を同じように覗き込む。
女の子の叫ぶ声で、同じように乗客が身を乗り出して窓の外を見る。

それから、あたしはただ窓の下の男の子を見つめているしかできなかった。
そしてほとんどの乗客もおなじようにそうだった。

すぐに弟が引かれた事に気付いて、泣き叫びながら男の子に駆け寄ってくるおねえちゃん。
男の子のすぐ横に座り込むけれど、ただ叫ぶように泣くことしかできない。
触ることさえできない。

その声を聞きつけて、駆けつけてくるお母さん。
男の子に駆け寄り、泣き叫びながら、名前を呼びながら
男の子の体をゆすったり、叫びながら何回もたたいてた。
その反動で男の子が壊れちゃうんじゃないかと思ったくらいだ。

男の子が動かないと分かると、今度は同じようにおねーちゃんをたたいてた。
「なんで弟をちゃんと見てないの!!」

倒れているだけだった男の子は、お母さんに持ち上げられた途端、
大量の血がうつぶせの顔からこぼれ、道路が血だらけになった。

ここまでのことがあっという間だった様に思う。

全く動かない男の子を見て、ただ家族は泣く事しかできず、
男の子を前に何もできずにいる。
そして、どんどん村の人達も集まってくるのだけどみんな同じように何もできずにいる。

男の子は死んじゃったの?
このままでいいの?
やった事はないけれど、人工呼吸をしたりとか、救急車ってペルーにはないの?
頭に少しずついろんなことが思いつくけれど、行動に移せない。できない。

そんな時だった。
バスに乗っていた数人の男の子達が、バスを降りて行った。
倒れたままの男の子の元に行き、脈を診て、呼吸を確認する。
更には携帯電話でどこかに連絡している。多分救急車だ。

男の子の血でシャツを血だらけにして、なんとかしようとしている彼らを見て苦しかった。
何もできない自分を悔しく思うよりも、ただ男の子が再び動き出して欲しいと思った。

そしてしばらくして、救急車が到着し、男の子が運び込まれる瞬間、手が少し動いたような気がした。

そのあと、バスはその場所で2時間以上警察の取調べで動く事はなく
蒸し暑いバスの中でぐったりしきった頃、ようやく通りかかった他のバスに乗せてもらい、
プーノへ向けて再び出発する事になった。

待っている間、全くの説明もなく、暑いバスの車内放置されているだけ。
いずれは動くだろーとは思ったけれど、さっきの出来事がショックなのと、高山病特有の
偏頭痛も出てきてもうどうしようもなく元気がなかった。
人としゃべるのもいやで、ずっとうつむいてた。

プーノへ向かう途中、男の子は今のところ無事だという事を聞いて、ほっとした。
プーノに着いてからは、あったかシャワーを浴び、おいしいご飯を食べ、
今ベッドの中にいる。

今夜はゆっくりねむろう。
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テーマ:世界一周 - ジャンル:旅行

  1. 2009/03/21(土) 23:50:22|
  2. ペルー
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